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IRF8によるCD8α+樹状細胞のクロスプレゼンテーションの制御機序の解析

研究課題

研究課題/領域番号 24790476
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 免疫学
研究機関横浜市立大学

研究代表者

堀田 千絵  横浜市立大学, 医学部, 助教 (80363810)

研究期間 (年度) 2012
研究課題ステータス 中途終了 (2012年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワード樹状細胞 / IRF8 / クロスプレゼンテーション
研究概要

樹状細胞(DCs)は、獲得免疫応答のエフェクターである細胞障害性T細胞(CIL)を刺激し活性化(プライミング)させる抗原提示細胞である。CILのプライミングに必須なMHCクラスI分子を介する外来性抗原の提示(クロスプレゼンテーション)は、獲得免疫の賦活化に必須の抗原提示である。本研究は、クロスプレゼンテーションを制御する分子機序を調べ、優れた抗原提示能を発揮するDCsを創出し、新たな免疫療法への応用を目指すものである。
免疫系転写因子Interferon Regulatorty Factor (IRF)ファミリー分子のうちIRF8は、(D8α^+DCs他一部のDCサブセット特異的に分化と機能制御に関与する。クロスプレゼンテーションがCD8α^+DCs特異的に発現する機序に着目し、詳細が不明であったクロスプレゼンテーション関連分子の発現・機能制御がIRF8によるか検討した。まず、バイオインフォマティクス解析によりDCの遺伝子発現をサブセット間で比較した。細胞はIRF8非依存的に分化誘導されるCD4^+DCを対照群とし、マウス脾臓由来CD8α^+DCsとCD4^+DCs、あるいはDC前駆細胞をIRF8とIRF4遺伝子導入により分化させたDCsを用いた。クラスター解析により、CD8α^+DCとIRF8導入DCsで近似した遺伝子発現様式が示され、CD8α^+DCがIRF8の転写制御依存的に分化することを改めて確認した。さらにChIP解析により、IRF8が転写誘導する遺伝子群に既知のクロスプレゼンテーション関連因子が多く含まれることを確認した。例えばClec9Aはクロスプレゼンテーションされる外来性抗原の貧食受容体として機能するC-typeレクチンであるが、IRF8誘導遺伝子のひとつであることが今回明らかとなった。IRF8が制御するクロスプレゼンテーション関連因子の特定、機能評価を今後詳細に行う。

報告書

(1件)
  • 2012 実績報告書

URL: 

公開日: 2013-05-31   更新日: 2019-07-29  

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