研究課題
若手研究(B)
本研究課題の目的は,回復期リハビリテーションを受ける高齢者が,地域連携アプローチによる環境支援を通して満足感の高い在宅生活を送るための包括的環境支援地域連携パスを開発することであった.パスの検討メンバーは,回復期リハビリテーション病棟と居宅サービス事業所に勤務する実務経験10年以上の作業療法士等,計35名であった.Lime Survey(有限会社ディアイビィ社製)を活用したデルファイ法によって原案を検討した結果,7領域の達成目標と14項目のタスクが検討メンバー間で合意された.これらの成果より,地域連携アプローチを通した高齢者の環境支援を推進できるオーバービューパス(医療者用)が開発された.
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作業行動研究
巻: 17 ページ: 155-162
http://www.kiui.ac.jp/~yabu/