研究概要 |
腹腔鏡下スリーブ状胃切除術を35例施行。術前平均BMI(kg/m2)45は術後1年で30へと低下。FD比は術後に上昇(術前 0.032/術後6か月0.189, p=0.0002)。肝容積(術前/術後6か月)は全体(2,276/1,741ml, p=0.008)、右葉(1,482/1,156ml, p=0.017)、左葉(794/576ml, p=0.007)で、術後6か月で健常人レベルに低下した。肝繊維化マーカー(術前/術後6か月)はIV型コラーゲン(4.4/3.9ng/m, p=0.047)で有意な減少を認めた。術中肝生検で非アルコール性脂肪性肝炎を10例認めたが術後にNASスコアは改善した。
|