プロテオーム解析による乳癌の５－ＦＵ耐性機構の解明とその応用

• 研究課題/領域番号: 24790565
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 病態検査学
• 研究機関: 大阪医科大学
• 研究代表者: 木村 光誠 大阪医科大学, 医学部, 助教 (20623846)
• 研究協力者: 境 晶子 大阪医科大学, 医学部, 講師 ; 田中 覚 大阪医科大学, 医学部, 助教 ; 藤岡 大也 大阪医科大学, 医療総合研修センター臨床研修室, 臨床研修専任指導医
• 研究期間 (年度): 2012-04-01 – 2015-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2014年度)
• 配分額: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円); 2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
• キーワード: 化学療法 / 薬物耐性 / 乳癌 / 抗癌剤耐性 / プロテオーム解析 / 悪性腫瘍 / 薬剤感受性

研究成果の概要

5FU耐性大腸癌細胞株に対するプロテオーム解析にて5FU耐性に関与する候補タンパク質（HP27、Prohibitin、TFAM）を同定した。乳癌患者血清を用いてHP27と病変の増悪との関連を検討し、正の相関を認めた。Prohibitin、TFAMに関しては、再現性が得られず検討を中止した。タキサン耐性乳癌細胞株に対してもプロテオーム解析をおこない、数種の候補タンパク質を同定した。