研究課題/領域番号 |
24790575
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
疼痛学
|
研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
堀 紀代美 金沢大学, 医学系, 助教 (40595443)
|
研究協力者 |
尾崎 紀之 金沢大学, 医学系, 教授
山口 豪 金沢大学, 医学系, 助教
白石 昌武 金沢大学, 医学系, 技術専門職員
中村 恒夫 金沢大学, 医学系, 技術専門職員
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
|
キーワード | 末梢動脈疾患 / PAD / 虚血性疼痛 / 筋痛 / 間歇性跛行 / 冷痛覚過敏 / ASIC3 / P2X3 / TRPA1 / TRPM8 / 痛覚過敏 |
研究成果の概要 |
末梢動脈疾患に伴う虚血性疼痛のメカニズムを解析するために動物モデルを開発し、皮膚や筋の痛みに関与する因子を調べた。ラットの左総腸骨および左腸腰動脈を結紮するし左下肢の血流を阻害すると、慢性的な筋の機械的痛覚過敏、間歇性跛行および冷痛覚過敏が認められた。 これらの筋痛や冷痛覚の亢進に対し、イオンチャネルの関与を調べたところ、TRPV1、TRPM8は関与しないが、筋痛にはP2X3,2/3やASICs、冷痛覚にはTRPA1の関与が確認された。 本モデルは末梢性動脈閉塞症の痛みのメカニズムの解明に有用であり、末梢動脈疾患における痛覚の亢進にはP2X3,2/3、ASICs、TRPA1が重要と思われた。
|