研究課題/領域番号 |
24790602
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
衛生学
|
研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
西川 拓朗 鹿児島大学, 医学部・歯学部附属病院, 助教 (90535725)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | ベンゼン / 発がん / ミエロペルオキシダーゼ / 活性酸素 / マイクロアレイ / 急性骨髄性白血病 |
研究概要 |
ベンゼンの骨髄毒性とミエロペルオキシダーゼ(MPO)の関係を明らかにするためにヒト骨髄細胞株にベンゼン代謝物の一つであるベンゼントリオール(BT)を曝露し、MPO阻害下、非阻害下における遺伝子の発現変動をマイクロアレイ法で網羅的に、アポトーシス誘導はフローサイトメトリー法で解析した。BT曝露でアポトーシスが生じ、1213遺伝子の発現が変動し、アポトーシス、抗アポトーシス、細胞増殖、炎症、細胞周期関連遺伝子の発現が上昇した。しかし、MPO阻害で、これら遺伝子の発現変動、アポトーシス誘導は劇的に抑制された。MPOはベンゼン骨髄毒性のリスク評価や予防における分子マーカーとなり得る。
|