研究課題/領域番号 |
24790610
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
公衆衛生学・健康科学
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研究機関 | 福島県立医科大学 (2013-2014) 山形大学 (2012) |
研究代表者 |
伊関 千書 福島県立医科大学, 公私立大学の部局等, 助教 (80436211)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | gerontology / dementia / Nepal / developing country / comparative study / cognitive function / social factors / ネパール / 発展途上国 / 認知症 / 国際比較 / 高齢者 / 家族 / 認知機能低下 / 疫学 / 文化人類学 / 南アジア / 地域在住住民 / 国際情報交換 / 社会医学 / 文化 |
研究成果の概要 |
ネパールにおける認知症の有病率やその関連要因を知る目的で、60歳以上の高齢者約130人とその家族を対象にインタビューを行った結果、人々に認知症概念知識は乏しく、ネパール人の認知機能検査スコアは日本の高齢者に比べ低い傾向で、認知症の有病率は約1割、教育歴の低さや性差の影響があることが明らかになった。高齢者の家族は、高齢者の認知機能の低下に対し受容的で楽観的で、問題意識は強くはなかった。また、ネパールの医療従事者約20人を対象にした認知症や看取りに関しての認識についてのインタビューの結果、認知症概念の理解に国内地域差があること、日本と比べ医療と看取りの関連が小さいことが明らかになった。
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