研究課題/領域番号 |
24790654
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
冨田 尚希 東北大学, 大学病院, 助教 (00552796)
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連携研究者 |
坪田 恵 岩手医科大学, 医学部, 講師 (20419998)
佐藤 倫宏 東北大学, 大学病院, 特別研究員(PD) (70717892)
大久保 孝義 帝京大学, 医学部, 教授 (60344652)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 大脳白質病変 / 無症候性脳梗塞 / 脳萎縮 / 無症候性脳出血 / 脳微小出血 / 手段的ADL / 老年症候群 / 脳委縮 / 微小脳出血 / ラクナ梗塞 / 無症候性脳血管障害 / データベース |
研究成果の概要 |
一般地域住民コホートにおいて、高次の日常生活活動指標の経時変化と、ラクナ梗塞・大脳白質病変の間には有意な関連があることが示された。オッズ比は白質病変よりもラクナ梗塞で大きくなったが、ラクナ梗塞が神経細胞障害であるのに対し、大脳白質病変は当初は髄鞘障害にとどまるため無症候の期間が続き、軸索障害にまで進行したところで皮質神経細胞の機能障害をきたして症候が顕在化する原因と推測される。知的能動性の低下がラクナ梗塞とのみ有意な関連を示していた。これは白質病変に比べ、ラクナ梗塞による変化が知的能動性の障害を介する割合が大きいことを示唆していると推測される。
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