研究課題
若手研究(B)
これまで潰瘍性大腸炎の病変は大腸に限局すると考えられてきたが、大腸以外の病変の報告も散見される。しかし、これまでその解剖学的な特徴により長らく暗黒の臓器と呼ばれていた小腸に関しての報告は非常に少なく、その病態は不明であった。我々は全消化管を可視化できる新規モダリティであるカプセル内視鏡を用いて、潰瘍性大腸炎患者の小腸を検索し、潰瘍性大腸炎患者は高頻度に小腸病変を有すること、健常人に比してカプセル内視鏡スコアが高値であることを発見した。また、初発未治療患者は非常に効率に小腸病変を有し、潰瘍性大腸炎の治療を行うと小腸病変も改善することを発見した。
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