ヒト正常大腸上皮および大腸癌における幹細胞ヒエラルキーの解明

• 研究課題/領域番号: 24790718
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 消化器内科学
• 研究機関: 慶應義塾大学
• 研究代表者: 股野 麻未 慶應義塾大学, 医学部, 研究員 (20439889)
• 研究期間 (年度): 2012-04-01 – 2014-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2013年度)
• 配分額: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円); 2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円); 2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
• キーワード: 大腸癌 / 幹細胞 / LGR5

研究概要

正常腸管上皮幹細胞マーカー遺伝子であるLGR5を標的とし、蛍光蛋白レポーターおよびlineage tracerであるCreERのヒト腸管上皮オルガノイドへのKnock-inを試みた。
最新のゲノム編集技術であるCRISPR/Cas9のヒト腸管上皮オルガノイドへの導入の最適化を行い、オルガノイドにおける遺伝子相同組換え技術を確立した。その技術を利用し、LGR5遺伝子座へのCreER のKnock-inに成功した。

研究成果

• [学会発表] ゲノム編集技術による体外における人工的な大腸がんの再構築 (2013)
  • 著者名/発表者名: 佐藤俊朗,南木康作,藤井正幸,武下達矢,中里圭宏,清野隆史,高野愛,股野麻未,下川真理子,伊達昌一,太田悠木,金井隆典
  • 学会等名: 第21回浜名湖シンポジウム
  • 発表場所: アクトシティ浜松
  • 年月日: 2013-12-21
• [学会発表] Molecular mechanism of intestinal stem cell self-renewal : Stem cells and their niche signals. International Symposium 3. Molecular mechanisms for the growth and differentiation of tissue-specific stem cells in mammals (2013)
  • 著者名/発表者名: Toshiro Sato, Mami Matano, Shoichi Date, Ai Takano, Mariko Shimokawa
  • 学会等名: 第86回日本生化学会大会
  • 発表場所: パシフィコ横浜
  • 年月日: 2013-09-11
• [図書] がん基盤生物学―革新的シーズ育成に向けて― (2013)
  • 著者名/発表者名: 股野麻未、佐藤俊朗
  • 出版者: 南山堂
• [図書] がん基盤生物学―革新的シーズ育成に向けてー (2013)
  • 著者名/発表者名: 股野麻未, 佐藤俊朗
  • 総ページ数: 4
  • 出版者: 南山堂