研究課題
若手研究(B)
慢性炎症は癌や生活習慣病などの基盤病態として知られている。そこで、本研究では、炎症応答における主要なエフェクター細胞であるマクロファージの炎症制御機構について炎症応答の中心的な制御遺伝子であるNFkBに注目し炎症に伴う標的遺伝子の遷移について検討を行った。その結果、NFkBファミリー内で炎症応答期から終息期にかけてスイッチングが生じること。さらに、炎症終息期に於いてそのサブファミリーであるp50は、炎症早期において炎症関連遺伝子を制御する一方で終息期には代謝関連遺伝子を標的としていることを明らかとした。また、p50は炎症に伴うミトコンドリアのエネルギー代謝制御に関与していることも見出した。
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