研究課題
若手研究(B)
本研究では心血管創傷治癒機転におけるSirt7の役割を検討した。Sirt7ノックアウトマウスは心筋梗塞モデル、皮膚創傷治癒モデル、下肢虚血モデルいずれにおいても術後の創傷治癒が野生型マウスと比較して著明に遅延した。組織特異的ノックアウトマウスを用いた検討では野生型マウスと差は認めなかった。培養線維芽細胞においてSirt7をノックダウンするとTGF-b刺激による線維化促進遺伝子の発現は有意に抑制された。その機序として、細胞膜上のTGF-b受容体タンパクの減少が関与していることが明らかとなった。Sirt7は心血管組織の創傷治癒機転において、重要な役割を担う分子である可能性が示唆された。
すべて 2014 2013 2012
すべて 雑誌論文 (12件) (うち査読あり 12件) 学会発表 (12件) (うち招待講演 1件)
J Am Soc
巻: (in press)
Can J Cardiol
巻: 30 ページ: 333-44
Circ J
巻: 78 ページ: 903-10
Heart Vessels
巻: 29 ページ: 231-7
Can J Cardiol.
巻: 30 号: 3 ページ: 338-344
10.1016/j.cjca.2013.12.010
Circ J.
130003391038
J Am Soc Nephrol.
巻: in press
Heart Vessels.
Am J Cardiol
巻: 110 ページ: 1507-11
Int J Vasc Med
巻: 2012 ページ: 246058-246058
Am J Cardiol.
巻: 110 ページ: 1507-1507
Int J Vasc Med.