研究課題
若手研究(B)
EGFRチロシンキナーゼ阻害薬(EGFR-TKI)は、EGFR変異を有するNSCLCに著効を示すが、多くの症例では遺伝子変異(T790M)が生じて耐性を獲得する。本研究では、細胞球状培養法(CTOS)等のモデル細胞系を用いて耐性の評価解析系の確立を目指した。CTOS株の作成を行いNOGマウスに異種移植系を構築することができたが、増殖が緩徐であるため薬剤感受性の評価系については、K562細胞にEGFRを再構築した実験系を構築した。実際に、EGFR依存性に生存増殖する癌細胞は、EGFR-TKIによってアポトーシスした。細胞死には、オートファジーとBimEL誘導が関与することが明らかとなった。
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