研究課題/領域番号 |
24790839
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腎臓内科学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
福住 好恭 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (20609242)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | ポドサイト / SV2B / 蛋白尿 / シナプス小胞輸送 / Neurexin / スリット膜 / CD2AP / Nephrin / シナプス小胞 / Ephrin B1 / 次世代シーケンサ / 糸球体基底膜 / ノックアウトマウス / ネフリン |
研究成果の概要 |
腎糸球体上皮細胞(ポドサイト)の細胞間接着装置であるスリット膜の濾過障壁形成・維持におけるシナプス小胞様輸送機構の役割について、シナプス小胞分子SV2B遺伝子破壊(KO)マウスを用いて解析を行った。SV2B KOマウスでは、野生型マウスと比較して有意な蛋白尿を呈し、スリット膜構成分子の異常局在が観察された。また、SV2Bがスリット膜構成分子Nephrin、CD2APと相互作用していることを明らかにした。以上より、シナプス小胞様輸送機構がポドサイトスリット膜のバリア機能に重要な役割を果たしていることが示され、シナプス小胞輸送関連分子が蛋白尿に対する新たな治療のターゲットとなることが考えられる。
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