研究課題/領域番号 |
24790855
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腎臓内科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
城 理絵 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (30464861)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | ミネラルコルチコイド受容体 / アルドステロン / 糖尿病 / プロテインキナーゼC / 高血圧 |
研究概要 |
糖尿病では、プロテインキナーゼC(PKC)経路が合併症の進展に関与していることが知られている。本研究では、高グルコース環境においてPKC(特にPKCβ)経路の活性化がミネラルコルチコイド受容体(MR)の活性を促進し、糖尿病合併症を進展させることが示唆され、現在開発が中断されているPKCβ阻害薬の有効性を支持する一分子機序が解明された。一方、高グルコース環境では活性化されないPKCα経路もMR活性を強力に亢進させることが明らかとなった。本結果は糖尿病合併症の予防に対してPKCβ阻害薬のみでは十分な効果が得られないという臨床的事実を支持しており、PKCα阻害を合わせた創薬開発の必要性が示唆された。
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