研究課題/領域番号 |
24790890
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経内科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
吉村 怜 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 研究員 (20596390)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | Notch4 / 多発性硬化症 / 実験的自己免疫性脳脊髄炎 / EAE / マウス / サイトカイン |
研究概要 |
Notch4はヒト血管に発現し、血管の発達に関与していると考えられてきたが、我々の研究でNotch4遺伝子多型は多発性硬化症(MS)に抵抗性を示すことが明らかとなった。これをふまえて、Notch4機能を解析するため、マウスMSモデルの脊髄におけるNotch4の機能、およびNotch4遺伝子変異マウスにおけるMSモデルの症状修飾を解析した。まず、マウスではNotch4蛋白は血管内皮にはあまり発現せず、ある種の白血球に発現が見られ、樹状細胞である可能性が示唆された。Notch4遺伝子変異マウスではMSモデルの発症促進および症状悪化がみられ、Notch4は新たな治療標的となりうる可能性が示唆された。
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