研究課題/領域番号 |
24790932
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
代謝学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
佐藤 叔史 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 助教 (90622598)
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研究協力者 |
山縣 和也 熊本大学, 大学院・生命科学研究部, 教授 (70324770)
井上 正宏 大阪府立病院機構大阪府立成人病センター, 生化学部門, 部長 (10342990)
岡本 士毅 自然科学研究機構生理学研究所, 助教 (40342919)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 糖尿病 / 転写因子 / インスリン分泌 / 低酸素 |
研究概要 |
転写因子HNF4αは膵β細胞からのインスリン分泌に必須の分子であるが、低酸素によりその蛋白発現が著明に低下する。しかしその分子メカニズムは不明であった。本研究によって、低酸素によるAMPKの活性化がHNF4αの発現低下に関与していることが明らかになった。低酸素によるHNF4α蛋白の著明な発現低下は、転写レベルの制御ではなく翻訳後修飾により強く制御されており、低酸素条件下およびAMPK活性化条件下においてHNF4α蛋白はユビキチン・プロテアソーム経路を介して積極的に分解されていることが判明した。今後、in vivoでも低酸素によりHNF4αの発現が低下しているかが重要な検討課題である。
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