研究課題
若手研究(B)
本研究では、1200の低分子化合物の中からVMAT2阻害剤にマウスES細胞から膵β細胞を分化誘導する効果が高める効果があることを見つけました。VMAT2は細胞内小胞に存在するモノアミン量を調節する因子です。そして、膵β細胞が糖濃度に応じてインスリンを分泌する能力を促進する化合物も見つけました。これらの2種類の化合物を併用して分化湯堂を行い、糖尿病モデルマウスへ移植したところ正常な血糖値に回復しました。今後、この研究で得られた情報をもとにヒトiPS細胞からの膵β細胞の分化誘導を進め、将来的な臨床応用に貢献できるよう研究を進めます。
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Nature Chem. Biol
巻: 10(2) ページ: 141-8
40020189460
Nat. Chem. Biol.
巻: 10 号: 2 ページ: 141-148
10.1038/nchembio.1410
http://www.kumamoto-u.ac.jp/daigakujouhou/kouhou/pressrelease/2013_file/release131216.pdf#search='%E8%86%B5%CE%B2%E7%B4%B0%E8%83%9E%E3%81%AE%E5%88%86%E5%8C%96%E3%82%92+%E5%B0%8F%E8%83%9E%E4%BD%93'
http://www.imeg.kumamoto-u.ac.jp/newpress/np67.html
http://www.kumamoto-u.ac.jp/whatsnew/seimei/20131216