研究課題
若手研究(B)
自己免疫疾患における疾患惹起性T細胞の自己抗原特異性の解明は、病態理解の為の重要な課題であるが、これまで技術的に困難であった。我々は、T細胞シグナル減弱化による自己反応性T細胞の取得、レトロジェニックマウス作成によるTCRの疾患惹起性の検討、特異的自己抗体の選択的産生による標的抗原の同定という新規の方法を開発し、実際に関節リウマチの標的自己抗原としてRPL23A分子を同定した。この方法によりこれまで原因不明であった種々の自己免疫疾患の病因性T細胞の標的抗原が明らかになると期待される。
すべて 2014 2013 その他
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (3件) 備考 (1件)
Science
巻: 364 ページ: 363-368
Nat Rev Rheumatol
巻: 10 ページ: 543-551
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2014/141017_1.html