研究課題
若手研究(B)
破骨細胞分化や炎症性骨破壊における誘導型ヘム分解酵素HO-1と転写抑制因子Bach1の関わりについて,恒常的にHO-1が高発現したBach1欠損マウスを用いて解析した.破骨細胞分化早期のHO-1発現低下が分化に必要であり,そのHO-1発現は転写抑制により制御され,Bach1の他にp38alphaリン酸化も関与していることを明らかにした.また,TNFalpha刺激炎症性骨破壊モデル及び抗コラーゲン抗体誘導関節炎モデルにおいて,Bach1欠損マウスで,破骨細胞数の減少,骨破壊の抑制,関節炎の軽減が得られた.HO-1発現制御を介した新規治療法は関節リウマチの炎症や骨破壊を抑制し得る可能性がある.
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Arthritis Rheum
巻: 64(5) ページ: 1518-28
American Rheumatism Association
巻: (In press) 号: 5 ページ: 1518-28
10.1002/art.33497
http://www-user.yokohama-cu.ac.jp/~naika1/graduate_achieve_supplement001.html
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