研究課題/領域番号 |
24791012
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
膠原病・アレルギー内科学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
野崎 祐史 近畿大学, 医学部, 講師 (90411595)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | lupus nephritis, RMT1-10 / lupus nephritis / RMT1-10 / Kim-1 |
研究概要 |
Tim-1(Kim-1)はCD4+T細胞の免疫応答を調節し、尿細管障害にて発現する。今回、抗Tim-1抗体(RMT1-10)をループスモデルであるMRL-Faslprマウスに3ヶ月齢から16週間投与した。結果、生存率、リンパ節腫脹、皮疹増悪は改善した。腎機能、蛋白尿、抗DNA抗体産生、リンパ球浸潤程度は改善した。Th1/17免疫応答は低下したが、制御性B/T細胞は増加した。RMT1-10治療群はまた、糸球体免疫グロブリン・C3沈着、細胞増殖・アポトーシスも抑制された。尿中・尿細管Kim-1発現は低下し、尿細管間質障害は改善した。RMT1-10は治療薬となりうる可能性が考えられた。
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