研究課題
若手研究(B)
Kenny-Caffey症候群(KCS)は、著明な低身長、副甲状腺機能低下症、長管骨の骨膜肥厚と髄質の狭小化などを伴う症候群である。これまで日本で報告のあったKCS2型の全4例の患者および健常家族から末梢血検体を取得し、エクソーム解析を行った。新しく原因同定のためのパイプラインを構築しなおして解析したところ、以前の研究で候補に挙げたFAM111Aが原因遺伝子と考えられた。さらに、患者全員にR569Hという同じ変異をde novoに同定し、KCS2型のホットスポット変異であることを示した。ほぼ同時期に他のグループから同様の報告があり、FAM111AがKCS2型の原因遺伝子であることが確定した。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (4件)
J Bone Miner Res
巻: 29 ページ: 992-8
J Bone Mineral Res
巻: 29 号: 4 ページ: 992-998
10.1002/jbmr.2091