研究課題
若手研究(B)
自動体外式除細動器(AED)を用いた心肺蘇生が、児童生徒の心原性院外心停止(OHCA)の予後改善に関わるかを2005-09の消防庁Utsteinデータ、病院ベースの全国調査データを検討した。Utsteinデータは230例、Bystanderによる除細動群の除細動率、社会復帰率、1か月生存率は経年的に上昇した。除細動時間は、社会復帰率、1か月生存に独立して関連した。全国調査データは58例中、学校発症例は55%。学校発症例は、by-AED (92%は教員が施行)が多く、社会復帰率が良好で、運動関連例が多く、学校内の場所は運動場、プール、体育館が多かった。
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