研究課題
若手研究(B)
HIVに対する有効なワクチン療法が存在しない現在、HIV感染予防法の開発が急務である。本研究では、抗HIV薬としてHIV治療にすでに使用されているCCR5阻害薬のMaraviroc (MVC)内服後の精液曝露が、HIV感染阻害効果を増強しうるかどうかを検討した。表皮水疱蓋を用いたex vivo HIV感染モデルを用いて検討したところ、精液を採取される被験者のMVC内服(1日、2日、3日、ないし14日間)の有無は、別の被験者の表皮に対するex vivoでの精液曝露により、HIV感染初期の標的細胞の1つとして考えられている表皮内ランゲルハンス細胞(LCs)のHIV感染に対して有意に影響しなかった。
すべて 2013
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J Invest Dermatol
巻: 133(12) 号: 12 ページ: 2803-5
10.1038/jid.2013.215