研究課題
若手研究(B)
細胞膜情報変換酵素ホスホリパーゼCイプシロン(PLCε) を角化細胞特異的に強発現するトランスジェニックマウス(K5-PLCε-TGマウス)を作成し、同マウスの皮膚を臨床的および病理組織学的に解析した。臨床的にK5-PLCε-TGマウスは皮膚に多数の鱗屑を付着するが、野生型マウスでは皮膚のどの部位においても鱗屑はみられなかった。病理組織学的にK5-PLCε-TGマウス皮膚では表皮肥厚、表皮内好中球浸潤が起こっており、角化細胞ではSTAT3活性化が起こっていることが明らかとなった。
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