研究課題/領域番号 |
24791161
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
志賀 建夫 高知大学, 教育研究部医療学系, 助教 (70444768)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 乾癬 / T細胞 / Th17 / Il-17 / TNF阻害薬 / TNF受容体 / IL-17 |
研究概要 |
乾癬患者の血液ではTh17(リンパ球の1種)が増加していることが知られている。そこでTh17を誘導において乾癬患者と健常人の間で差異があるか検討した。結果,2者の間でIL-17とIFN-γというサイトカインの産生バランスが異なっている可能性が示された。 また今回の研究では血液からT細胞のみを取り出した条件でも検討を行った。結果Th17誘導条件下でT細胞はTNFを産生し自身のIL-17産生を増強している可能性が示された。事実,本条件でのTNF阻害薬添加はT細胞のIL-17産生を抑制した。この結果より近年, 乾癬の治療に使われているTNF阻害薬はT細胞にも直接的に作用している可能性が考えられた。
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