研究課題/領域番号 |
24791173
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
皮膚科学
|
研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
成田 多恵(井上多恵) (成田 多恵 / 井上 多恵) 自治医科大学, 医学部, 研究員 (10301061)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | PTEN / Pict-1 / p53 / 日光角化症 / 有棘細胞癌 / PICT1 / 癌抑制遺伝子 / PICT-1 / 角化細胞 / 皮膚発癌 / 皮膚癌 / 紫外線発癌 |
研究成果の概要 |
PICT-1はPTENを安定化させ、p53の発現量を制御することにより発癌を制御する新規癌遺伝子である。我々は日光角化症が有棘細胞癌に移行する、しなことに注目し、日光角化症の長期観察症例の予後に関して治療への反応性、単発・多発、他の皮膚癌の合併の有無を調べ、予後に差のある症例を抽出した。イミキモド有効患者と無効患者、日光角化症から有棘細胞癌を発症した患者に関してPict-1, p53発現を免疫組織科学的に調べた。過去の報告とは異なりイミキモド有効患者で細胞質、核のPict-1発現が多く、無効例、有棘細胞癌で発現が少なくなった。表皮でなんらかの紫外線発癌の防御機構が働いている可能性が示唆された。
|