研究課題/領域番号 |
24791192
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
吉田 隆行 北海道大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (60374229)
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連携研究者 |
渡辺 雅彦 北海道大学, 医学研究科, 教授 (70210945)
田中 謙二 慶応大学, 医学部, 准教授 (30329700)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 扁桃体 / セロトニン / カンナビノイド / 恐怖記憶 / モノアミン / アセチルコリン |
研究概要 |
陥入型シナプスを有する扁桃体基底外側核は不安や恐怖の情動を制御する重要な脳部位であり、うつ病の発症とも密接に関連すると考えられている。in vitroならびにin vivoにおいて扁桃体からのセロトニン(5-HT)およびドパミン(DA)の細胞外遊離をHPLC-ECDにより測定したところ、5-HTの遊離はカンナビノイドCB1受容体作動薬の扁桃体投与によって有意に減少した。DAの遊離は影響を受けなかった。また5-HT2受容体活性化により内因性カンナビノイド(eCB)が生合成される結果を得た。これらの結果は、扁桃体における5-HTの遊離とeCBの合成は協調し、相互調節していることを示唆している。
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