研究課題
若手研究(B)
注意欠如多動性障害(ADHD)は塩酸メチルフェニデート(MPH)の治療が有効とされ長期服用の副作用として低身長、思春期における薬物乱用などの問題が指摘されているが、症状改善後の薬物治療終了時期の判定のための基準は示されていない。薬物治療の終了時期判定における客観的指標を開発する目的で研究を行った。客観的指標として光トポグラフィー(NIRS)信号を用いた。ADHD群では、MPHによる治療を行なう以前は、健常児よりもNIRS信号低下が見られるが、1年間の継続内服後には、休薬1週間後でもNIRS信号に健常児群との差が見られなくなった。NIRSが服薬終了時期を示す補助的指標となる可能性が示唆された。
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