研究課題
若手研究(B)
本研究では、統合失調症様症状を誘発するグルタミン酸受容体遮断薬に応答する非翻訳RNAに注目し、これらのターゲット遺伝子について日本人健常者2000人と統合失調症患者2000人の末梢血から得られたゲノムDNAを用いて解析した。その結果、ヒストン関連遺伝子であるH-Z遺伝子と男性統合失調症患者との有意な関連が示唆された。今後、H-Z遺伝子を含むシグナル伝達機構の解明が統合失調症の病態理解に寄与する可能性がある。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (2件)
Journal of Neural Transmission
巻: 11 号: 6 ページ: 1-9
10.1007/s00702-014-1332-x