研究課題/領域番号 |
24791209
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
杉山 暢宏 信州大学, 学術研究院医学系(医学部附属病院), 講師 (30422695)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 更年期障害 / うつ病 / 女性ホルモン / エストロゲン受容体 / estrogen receptor beta |
研究成果の概要 |
エストロゲン受容体betaの刺激が抗うつ効果を持つことが示唆され,内因性リガンドがいくつか提唱されているが,これらステロイドのヒト血液中における正確な濃度は知られていない. 本研究では,これらのステロイドのヒト血液中ならびに唾液中の濃度を正確に決定し,うつ病の既往のある被験者と既往のない被験者でそれらの値を比較した.結果は,女性の健常群とうつ病の既往のある女性との間でDHEAの値に有意差を認めた. 閉経期のうつ病発症メカニズムの解明を目指す将来の研究には代表的な女性ホルモンであるestradiolだけではなく,エストロゲン受容体に親和性のある他のホルモンもあわせて検討することの重要性を示した.
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