研究課題
若手研究(B)
統合失調症の発症危険状態(ARMS)に対して、グルタチオンの前駆体N-acetylcysteineを併用し、精神病発症予防効果、認知機能障害や機能的能力に対する効果を検討した。その結果、N-acetylcysteineはARMSに対して安全に使用でき、臨床症状、認知機能、機能的能力などへの改善効果を有する可能性が示唆された。限定的な結果ではあるが、我々の知る限りARMSの臨床症状と機能的能力に対するN-acetylcysteineの効果を検討した初めての報告である。
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Journal of Clinical Psychopharmacology
巻: 36 号: 1 ページ: 87-88
10.1097/jcp.0000000000000445
日本神経精神薬理学雑誌
巻: 36 ページ: 29-35