研究課題/領域番号 |
24791250
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 国立研究開発法人放射線医学総合研究所 |
研究代表者 |
生駒 洋子 国立研究開発法人放射線医学総合研究所, 分子イメージング研究センター, 主任研究員 (60339687)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | PET / 薬物動態解析 / 受容体結合能 / セロトニン / 脳神経疾患 / 放射線 |
研究成果の概要 |
うつ病の治療に有効とされる選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)の作用機序として、脳内セロトニン濃度の増加が考えられる。そこで、PETを用いて体外から脳内セロトニン濃度の変化を測定する手法を検討した。まず、シミュレーションを行い、PETを用い脳内セロトニン濃度の変化を検出する手法を検討した。その結果、参照領域を用いたコンパートメントモデル解析で得られたセロトニン受容体結合能が、セロトニン濃度の変化量に相関することが分かった。次に、小動物のPET測定でSSRIを投与して人工的にセロトニン濃度を増加させたところ、PET画像から得られる大脳皮質の受容体結合能が低下し、本手法の妥当性が示された。
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