研究課題
若手研究(B)
動体追跡(RTRT)装置を用いて体幹部定位放射線照射を行った肺癌患者において、治療前の四次元CT(4DCT)の有用性を評価した。4DCTで計測した腫瘍移動長とRTRT装置で計測した腫瘍移動長の差異を算出した。結果、上中葉では、左右平均1.3 ± 1.1 mm, 頭尾平均0.6 ± 3.1 mm, 腹背平均1.1 ± 1.7 mmであった。下葉では、左右平均5.7 ± 8.0 mm, 頭尾平均12.5 ± 16.7 mm, 腹背平均6.8 ± 8.5mmであり、下葉の方が差異は大きいことが明らかとなった。肺下葉症例では4DCT計測で動きが過小評価されていることに注意が必要である。
すべて 2015 2014 2013 2012
すべて 学会発表 (9件) 産業財産権 (1件)