研究課題
若手研究(B)
発症後3時間~29日の脳梗塞患者27症例を収集した。梗塞部位は大脳白質や皮質、小脳、脳幹、基底核と多様であった。1.5T MR装置を用い、より進んだ拡散強調像Diffusional kurtosis imaging(DKI)と従来の拡散強調画像diffusion tensor imaging(DTI)を撮像した。結果、DKIを用いるとDTIとは異なる病理学的情報が付与される可能性が示唆された。具体的には組織構造の複雑さを示していると思われ、脳梗塞の病理学的変化をより深く理解するのに役立つと考えられる。また、DKIはDTIよりも早期に1ヶ月後の梗塞巣を予測できる可能性があることも示された。
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