研究課題/領域番号 |
24791389
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 京都府立医科大学 (2013-2014) 独立行政法人国立循環器病研究センター (2012) |
研究代表者 |
山南 将志 京都府立医科大学, 医学部附属病院, 専攻医 (30438204)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 小口径人工血管 / 組織工学 / 再生医療 / 生体内組織形成術 / バイオチューブ / 生体内組織形成技術 / 小口径代用血管 |
研究成果の概要 |
患者体内で安全・簡便に移植片を作製する『生体内組織形成技術』を用い小口径人工血管の開発を行った。 ラット背部皮下に径1.5mm、長さ20mmのシリコーン円柱基材を埋入し、4週後に基材周囲に形成されたカプセル化組織と共に摘出、基材を抜去することでバイオチューブを得、ラット腹部大動脈へ自家移植を行った。術後1年6ヵ月のグラフト開存性は89%と高く、グラフトの瘤化・狭窄を認めなかった。組織学的評価ではグラフト内腔は内皮細胞に覆われ、α-SMA陽性細胞やエラスチンが層状に形成されており血管壁構造が再構築されていた。 バイオチューブは移植後1年を超える長期でも高い開存性、耐久性を示した。
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