研究課題
若手研究(B)
STAT3が血管新生において重要であることが示されているが、虚血下血管新生における骨格筋のSTAT3の役割は不明である。マウス下肢虚血モデルにおいて、急性期に骨格筋STAT3が活性化し、STAT3を活性化するインターロイキン6やG-CSFなどの発現が高いことを見いだした。骨格筋特異的STAT3欠損マウスでは、下肢虚血後の血流の回復、血管新生やインターロイキン1などの炎症性サイトカインおよびCXCL1などのケモカインの発現が障害されていた。これらの結果は、骨格筋のSTAT3が下肢虚血後の炎症反応を制御し、結果として血管新生に重要であることを示している。
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