研究課題
若手研究(B)
ヒト及びマウス大動脈瘤の病態にはIL-6系シグナルのSTAT3活性化が関与し、マウス瘤における平滑筋STAT3活性化は、平滑筋細胞の増殖やアポトーシスに関連していることがわかった。しかし、平滑筋細胞におけるIL-6シグナルは、実験的大動脈瘤形成には影響せず、瘤病態には重要でないことが明らかとなった。一方で、大動脈解離においては、平滑筋STAT3をノックアウトすると、より重症化することを見いだした。平滑筋STAT3が大動脈解離病態において重要な役割を果たす可能性を示唆する新たな知見を得ることができ、引き続き、大動脈解離における平滑筋STAT3の役割やその分子メカニズムについて研究を進めている。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (12件)
Scientific Reports
巻: 4 号: 1 ページ: 4051-4051
10.1038/srep04051