研究課題/領域番号 |
24791425
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
西本 新 山口大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (90396325)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | ヒト大腸癌細胞 / JAB1 / STAT3 / 蛋白質間相互作用 / STAT3標的DNA結合能 / STAT3 DNA結合能 / HIF-1 |
研究概要 |
ヒト大腸癌細胞の核抽出液を用いた免疫沈降によりJAB1とSTAT3との蛋白質間相互作用が認められた。次にSTAT3の活性に対するJAB1の影響を調べるため、RNAiによりJAB1の発現抑制を行った。ゲルシフトアッセイにより、STAT3の標的DNA結合能の減少が認められ、その標的遺伝子であるMDR1, NANOG, VEGFの発現量の減少も認められた。さらに、JAB1ノックダウンにより抗癌剤誘導性のアポトーシスが増強された。これらの結果は、ヒト大腸癌細胞において、蛋白質間相互作用を介してJAB1がSTAT3の標的DNAに対する結合を安定化させ、抗癌剤抵抗性の獲得に貢献していることを示している。
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