研究課題
若手研究(B)
膵星細胞の解析でCD90陽性線維芽細胞が93%以上認められ、これらが間質の線維増生を制御する鍵となる表面マーカーである可能性が考えられた。膵癌細胞の解析でCD105陽性の膵癌細胞は上皮間葉移行に特徴的な遺伝子発現変化が認められ、またそれらの遊走能は膵星細胞によって強く増強されることが分かった。次にCD166に着目したところ、CD166陰性膵癌細胞がCD166陽性細胞と比較して強い遊走能、浸潤能を示すことが分かった。抗線維化薬のPirfenidoneは、膵星細胞が主体となっている膵癌間質の線維増生を抑制することが示され、間質の制御が膵癌の進行を抑制する可能性が示唆された。
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