研究課題/領域番号 |
24791445
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
北東 大督 奈良県立医科大学, 医学部附属病院, 研究員 (70526821)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | HVEM / 腫瘍免疫 / T細胞不活化経路 / 肝細胞癌 / 腫瘍内浸潤リンパ球 / 免疫治療 |
研究概要 |
T細胞不活化経路の一つであるHVEMに着目した研究を行った。HVEMとはHerpesvirus-entry mediaterのことで、ウイルス感染やアレルギー、免疫に関連する因子として注目されてきた。近年、HVEMが腫瘍免疫に関わることが報告された。今回我々は肝細胞癌のHVEMの発現に着目して研究を行った。肝細胞癌のHVEMの発現は独立した予後不良因子であった。腫瘍内浸潤リンパ球とリンパ球内の細胞障害性顆粒であるグランザイムB、パーフォリンについて検討すると、HVEMの発現はこれらと逆相関した。これは肝細胞癌のHVEMの発現が腫瘍免疫に関わる腫瘍内浸潤リンパ球の活動を阻害していると考えられた。
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