研究課題
若手研究(B)
胃癌114例を対象に開腹後ダグラス窩より採取した腹腔洗浄液中におけるIL-17 mRNAの発現を定量的に評価した。腹腔洗浄液中のIL-17 mRNAは腫瘍の深達度が増すにつれ高発現であった。予後因子の解析において治癒切除症例における多変量解析では腫瘍径ならびにIL-17 mRNA高発現が独立予後不良因子であった。StageII,III症例ではIL-17 mRNA高発現群は低発現群より有意に予後良好であった。進行胃癌患者において高発現群は予後良好であり、その臨床的意義として腹腔内環境における抗腫瘍免疫として作用が示唆された。
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