研究課題/領域番号 |
24791454
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
胸部外科学
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
田中 和美 群馬大学, 医学部附属病院, 助教 (30526843)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | エストロゲン経路 / アロマターゼ / 肺腺癌 / EGFR遺伝子変異 / 女性ホルモン / ホルモン依存性腫瘍 |
研究成果の概要 |
癌の発生・進展にはさまざまなシグナル伝達経路の関与が知られているが、肺腺癌におけるエストロゲン経路の関与は未だ明らかではない。我々は本研究において、特にEGFR野生型群の肺腺癌では、腫瘍内アロマターゼにより産生されたエストロゲンがエストロゲン受容体ERβを介してエストロゲン経路を活性化させることで、腫瘍の発育・進展に関与している可能性が高く、アロマターゼとERβは予後マーカーとして利用できることを明らかにした。 また、アロマターゼ阻害剤は乳がん治療に広く用いられているが、今回の結果は肺腺癌へのアロマターゼ阻害剤の有用性を裏付ける結果となる可能性があり、非常に有益であったと考える。
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