研究課題/領域番号 |
24791464
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
胸部外科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
波呂 祥 九州大学, 大学病院, その他 (90546558)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 原発性非小細胞肺癌 / 肺組織幹細胞 / 原発性肺癌 / 癌幹細胞 |
研究概要 |
原発性肺癌切除標本を用い、肺幹細胞関連遺伝子の役割を調べた。 (1)Sox9、CD133、Id2、N-myc、FoxA1のmRNAの発現は、癌部において発現が高かった。(2)Id2遺伝子のタンパク発現は、小細胞肺癌には発現せず(0/6)、肺腺癌の52%(12/23)、扁平上皮癌の14%(2/14)に発現していた。予後には有意差を認めなかった。Id2発現は、肺腺癌症例、高分化症例、pT1症例とに有意な相関を認めた。またCD133の タンパク発現は臨床病理学的因子との相関は認めなかったが、予後解析により予後不良因子と判明、再発および予後に密接な役割を担っていることが予想された。
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