研究課題
若手研究(B)
本研究では、ウサギの脊髄虚血モデルおよび脊髄冷却モデルを用い、脊髄虚血後の運動神経再装備におけるオートファジーの関わりと、冷却による脊髄保護のメカニズムの一部を解明することを目指した。最終的に細胞死をきたす運動神経細胞内において、オートファジー関連タンパク質(Bcl-2、Beclin-1、GABARAP)が誘導されていることが証明された。また、一過性脊髄虚血により運動ニューロン内で誘導される遅発性運動神経細胞死において、オートファジーが関与していることが示唆された。生存する運動神経細胞内においては、オートファジーを抑制的に制御するBcl-2の発現増強が遷延することが証明された。
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Journal of Vascular Surgery
巻: May 号: 5 ページ: 1-8
10.1016/j.jvs.2014.03.297