研究課題/領域番号 |
24791503
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
渡邊 陽祐 広島大学, 大学病院, 医科診療医 (60598506)
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研究期間 (年度) |
2012
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研究課題ステータス |
中途終了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | PEA15 / リン酸化 / 細胞分画 |
研究概要 |
PEA15の発現と悪性グリオーマ細胞との関連性を検討する為の問題点として、(1)細胞分画における発現量の解析と(2)リン酸化の有無の解析を考えた。解決手段として、(1)については、細胞分画に分けて各分画におけるタンパク発現量を、Western-blotting法によって確認することとし、まずは通常のWestern-blotting法を再確認し、条件を調整した。また、細胞分画に分ける方法についても、ProteoExtract Kitというキットを用いて、培養の細胞分画を『核』『細胞質』『細胞膜』に分け、各分画内のタンパク発現を確認すべく、キットを購入して条件を調整した。(2)については、Phos-tagを用いることを検討中である。 更に、PEA15の発現と悪性グリオーマ患者の予後を考慮するため、化学療法と共に放射線感受性への影響も検討している。悪性グリオーマ培養細胞の放射線照射条件についても明らかにして、細胞周期の中での細胞核の変化に関して、一定の関連性を見出した。悪性グリオーマ培養細胞において、p16遺伝子発現によるG1/S期の細胞周期停止によって、放射線照射後に多核化を伴い、中心体が過剰複製して、非アポトーシス細胞死が引き起こされ、さらにSurvivinの発現を抑制すれば、G2/M期に影響を及ぼして、細胞分裂を直接的に障害するために、著明な染色体不安定性をきたすことを発見し、脳神経外科学会、脳腫瘍学会にて発表した。現在引き続き、PEA15との関連について検討している。
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