研究課題/領域番号 |
24791507
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 大阪大学 (2013) 愛媛大学 (2012) |
研究代表者 |
杉本 香奈 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (00581034)
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連携研究者 |
田中 潤也 愛媛大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (70217040)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 脳梗塞 / NG2コンドロイチン硫酸プロテオグリカン / マイクログリア / TGF-β1 / TGFβ1 |
研究概要 |
本研究では、虚血病巣の周辺領域にNG2陽性マイクログリアの存在を明らかにした。この細胞は、内在性マクロファージ由来であり、梗塞巣に集積する骨髄由来のNG2陽性細胞とは異なっていた。貪食細胞のマーカーであるCD68やTREM-2を発現しており、実際に神経細胞片を細胞内に取り込んでいる像が観察された。梗塞巣で発現量が多いTGF-beta1をマイクログリアに添加すると、NG2タンパクやTREM-2 mRNAの発現量を増加させ、更に遊走能を亢進させた。従ってNG2がマイクログリアによる貪食作用のいずれかのプロセスに関与し、NG2発現誘導因子としてTGF-beta1が関与していると考えられる。
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