研究課題/領域番号 |
24791533
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
浦川 浩 名古屋大学, 医学(系)研究科(研究院), 特任助教 (60584753)
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研究協力者 |
西田 佳弘 名古屋大学, 医学系研究科, 准教授 (50332698)
小澤 英史 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院助教 (60635572)
生田 国大 名古屋大学, 医学部附属病院, 医員 (40732657)
濱田 俊介 名古屋大学, 医学部附属病院, 医員 (90747289)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 骨軟部肉腫 / 細胞外マトリックス / ヒアルロン酸 |
研究成果の概要 |
ヒアルロン酸(HA)は悪性腫瘍の成長、運動、浸潤において重要な役割を果たす。今回我々はMPNSTにおけるHA発現の予後への影響を調査した。多変量解析において腫瘍の大きさは全生存期間に影響し、HA発現と腫瘍の大きさは無病生存期間の予後因子であった。さらに、HA合成阻害剤の肉腫細胞株に対するHA発現、細胞外マトリクス、in vitroとin vivoにおける腫瘍原性への影響を調査した。MUは腫瘍増殖、運動、浸潤を抑え、同種移植モデルにおいて腫瘍成長を抑制し、組織におけるHA発現を減少させた。これらの結果は骨軟部肉腫におけるHAターゲット治療の分子標的薬増感作用の可能性を示唆するものであった。
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