研究課題/領域番号 |
24791590
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
麻酔・蘇生学
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研究機関 | 滋賀医科大学 |
研究代表者 |
小嶋 亜希子 滋賀医科大学, 医学部, 助教 (50447877)
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研究協力者 |
松浦 博 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (60238962)
尾松 万里子 滋賀医科大学, 医学部, 准教授 (80161397)
北川 裕利 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (50252391)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 麻酔学 / 心筋虚血再灌流傷害 / 心筋保護 / 吸入麻酔薬 / Ca2+輸送タンパク質 / Ca2+イメージング法 / パッチクランプ法 / 虚血再灌流傷害 |
研究概要 |
我々は虚血再灌流傷害を想定して、虚血再灌流時に発生する細胞内Ca2+制御機構の異常に起因した細胞傷害モデルであるオキシゲンパラドックス(過酸化水素による傷害)、Ca2+パラドックス(筋小胞体内Ca2+枯渇による傷害)をマウス心室筋細胞に施し、吸入麻酔薬セボフルランによる心筋保護効果を、共焦点レーザ顕微鏡下のCa2+イメージング法およびパッチクランプ法を用いて検討した。 その結果、セボフルランは複数のCa2+輸送タンパク質をブロックすることにより、これらの細胞傷害から心筋細胞を保護することを明らかにした。この細胞保護効果はセボフルランの持つ心筋保護作用の一端を担うと考えられる。
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