研究課題/領域番号 |
24791607
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
麻酔・蘇生学
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
平田 直之 札幌医科大学, 医学部, 助教 (00438045)
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連携研究者 |
吉川 裕介 札幌医科大学, 医学部, 研究員 (40721759)
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研究協力者 |
丸山 大介 札幌医科大学, 医学部, 研究員 (60609006)
宮下 龍 札幌医科大学, 医学部, 研究員 (50560877)
川口 亮一 札幌医科大学, 医学部, 研究員 (30609003)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 周術期管理学 |
研究概要 |
高齢化社会により手術患者も高齢化が進み,虚血性心疾患を有する患者は増えている.亜硝酸塩は心保護作用が指摘されており,周術期への応用が期待される. 本研究において,ラット心筋虚血モデルに対して亜硝酸塩を投与したところ0.15mg/kgの投与により虚血によって誘発される心室性不整脈が抑制されることが示された.その機序として,低酸素環境で亜硝酸塩が還元され一酸化窒素として作用し,心筋ギャップジャンクションであるコネキシン43機能が維持されることが示唆された.心筋虚血後の心室性不整脈は致死的となることが知られており,本研究により周術期だけではなく救急領域においても今後の発展が期待される.
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